ユラユラリ暇つぶし日記(のようなもの)

自由に気ままに、自分の書きたいことを書いていくだけ。

センスがないのでタイトルが思いつかないpart 8

さーて、毎回のごとくネタがないのだがとりあえず書いてみるぞ。これで今までも持ってると言うのだから驚きだ。

せっかくなので、村上春樹風に、表現技法をたくさん用いて日記を書いてみよう。村上春樹さんの本はあまり得意ではない、なんか合わなかったので読むことはないのだけど。

ある朝、ふと不思議に思った。あるものが頭に引っかかって取れない、そのような感触を常に抱いていることを。それは不意に訪れて、さっと風のようにどこかへと消えていく。しかし確かにそこにあったものだ。それが何なのか、それがわかればこんなに悩んでなんかいないだろう。

ひょっとしたらくだらないことなのかもしれない。しかし、くだらないと言い切れるのはそれが何なのかわかってからであり、今の時点では重要である可能性も僅かながらに秘めている以上、置き去りにして進むことは出来ない。そのため今あえて立ち止まってそれを探してみようと、対して美味くもない、しかしマズくもないコーヒーを一息に流し込んだ自分に言い聞かせてみる。

さて、まずは行動を思い返してみよう。といっても朝の行動を思い返したところで発展はないのは火を見るより明らかである。つまり、よりおぼろげになっている昨日以前のことを優先して思い出すべきなのだ。さぁ、記憶の糸を紡ぎ直していこう。

いつからそれを感じるようになったのか。それはまだ花粉症か風邪なのか、そんな体調が揺れ動いている不安定な夜、ふと頭に何かが舞い降りた。今のところそれが確認出来る最古の記憶である。恐らくこれ以前にも思ったことはあるのだろうが、割愛せざるを得ない。

では、その時何をしていたか。恐らく睡魔が働かないため暇を持て余し特に意味も無く、ただ流行っている曲をエンドレスで流し続けていた、そんな時であろう。その曲が大きな鍵を握っているのか、そう思い自分がよく聞く曲を片っ端から精査していく。

すると、あることに気がついた。それは空想と言うにはあまりにもハッキリしていて、メモリアルと呼ぶにはあまりにとボンヤリしていたもの。ただそれが、まるで計算され尽くした機械のように、無くしていたピースが埋まるかのように、足りない何かを補ってくれたかのように感じた。

そうだ、何故今まで忘れていたのか。思い返せば、これを書く直前も感じたではないか。そしてそれを思い返すたびに、鈍間で愚かな自分を呪いたくなる。何故思い出せないのか、せっかく日記で書きたかったネタを。今だってそうだ。ここに来たときは確かにハッキリした目的があったのに、それを思い出せないままこんな、いつもより読むのも書くのも苦労するような文章をただ書き連ねる、愚かなピエロと成り果てている。いやそれより遥かに重要な問題がある。このままだとオチがないままただ空白を貪ってしまうことだ。そんな哀れな結末は避けなければならないし、この書き方が疲れたし、よく見たら大したことも書いてないいつも通りみたいな日記で結局終わるのだな、以上、と無理やり終わらせておく。